司法書士の飯島です。
今日は、youtubeを撮影しました(^^♪
最近、「スタンドエフエム」っていうアプリにはまってて、よく聞いてるんです。
スマホで聞く、ラジオみたいな感じ。
いろんな方が、いろんなテーマで投稿してて、まさしくyoutubeのラジオ版って感じ。
この気楽な感じが、何かいいんです♪
そして、私もやってみたくなった(笑)
で、普段は、カメラを前にして話していたんですが、音声だけで収録してみました。
近日中にupしようと思います。
そこでのテーマが、
「いい士業事務所の見つけ方」♪
士業事務所というのは、「司法書士」とか「弁護士」とか「 税理士」とか
いわゆる「●●士」っていう資格の事務所を言います。
この「●●士」に依頼することって、 ビジネスされてる方は別として、
普通に生活していると、 あんまり縁がない方がほとんどだと思います。
一生に一度とか。
私、士業事務所への依頼って、「結婚式場の依頼」 とよく似てるな~って思ってます。
約15年前に、結婚式をあげた時に、式場と契約して、 いろいろお願いしたのですが、
結婚式が終わった後に、
「これ聞いてみれば良かった」
とか
「こうすれば良かった」とか、 いろいろ出てきました。
でも、もう、やり直すことが無いというか、その時の経験って、 その後、活かす機会って、ないんですよね~。
当時、この経験、他で活かしたいって、すごく思ってました。
うちの事務所は、「相続」 手続きをお手伝いすることが多いのですが、
「相続」って、 人生で何度も経験することってないですよね。
だから、いざ「依頼しよう」って思った時に、
どこに依頼したらいいの?
って、迷うことも多いと思います。
多くの方が、インターネットで検索して、 事務所を探すと思いますので、
ネットで検索する時に、「基準にしてほしいことを3つ」 というテーマでお話ししました。
1つ目は
「料金基準がキチンと提示されているかどうか」
なぜか、
それは、
「料金を提示できるということは、その分野にある程度、 経験があって、
きちんと事務所経営できている」指標になるからです。
この「料金」って、提供する側からすると、すごく難しいんです。
「同じ相続」でも、 ケースによって必要な手続きが変わってくるので、
最初から、料金を提示するのって、まぁ、難しい。
だから、最終的な金額は、 見積もりさせていただく流れになるんですが、
料金の基準は、キチンと示してある事務所がいいと思います。
因みに、司法書士って、昔、料金が、 司法書士会で決まってたんです。
全国、どこの事務所に依頼しても、料金は一律。
私が開業した時に、書士会から、 いろんな資料をもらったんですが、その時に、「料金表」 ももらいました。
立派な厚紙で、かなり大きな料金表で、 これを事務所に掲示しなければなりませんでした。
それが、報酬が撤廃されて、 各事務所が自由に決めれるようになりました。
報酬が撤廃されると同時に、事務所ごとで、 いろんなサービス提供できるようになったので、
例えば、相続でも、「相続丸ごとパック」みたいなサービスで、 料金を設定したりできるようになりました。
つまり、その事務所が、どのような料金体系を提示しているかで、 どれだけ、その事務所に経験があるかとか、
キチンとしてるかが、分かるようになったと言えると思います。
弁護士さんのサイトとかで多いのが、「成功報酬の〇〇%」。
この成功報酬をどのようにカウントするのか、 文章で説明してあっても、すぐに理解するのは難しいです。
一律、料金を明確にできないものもあるから、「 金額が定まっている」必要は無くて、
基準が明示されてるかどうかを、 判断基準にしてもらったらいいと思います。
2つ目は
「顔が見えるかどうか」
顔って、必ずしも、 写真が必要というわけではないと思っています。
サイトって、その事務所の考え方というか、事務所運営の指標が、 分かりやすく表れてると思っています。
例えば、「高層ビル」をバックに、「ビジネスに強い」 という雰囲気の事務所もあれば、「手作りで作ってます」 みたいなサイトもある。
どっちがいいとかは、全くないです。
「顔」というのは、事務所の考え方という意味で、 どんなサイトを作っているかで、 事務所がどんな考え方をしてるかは、ある程度、 判断できると思います。
だから、自分は、どんな事務所に相談したいのか、っていう事を、 明確にした上で、各事務所のサイトを見てもらうと、
自分に合った事務所を見つけやすいと思います。
3つ目
「実際にコンタクトを取ってみる」
電話で問い合わせるでもいいし、 実際に相談に行って見るという方法でもいいと思います。
電話の対応で、ある程度、分かったりしますよね。
その時には、「この人にお願いしよう」って、 自分が思えるかどうかが、とっても大事です。
せっかく相談に行っても、
何か怖くて、 自分が質問したいことが聞けない。
とか、
当たり前ですが、相談者の方と士業事務所の人間の間には、 圧倒的な知識の差があります。
だから、知識を合わせようとする必要はないと思います。
それより、自分が疑問に思ったこととか、 自分がお願いしたいと思ってことを、素直に伝えられるかどうか。
ここを判断基準にしてほしいです。
その相談に対して、士業は、できる方法を考えますし、「 できない事は、できない」って伝えます。
士業って、資格を取るために、頑張って勉強した人たちで、 その知識を使って、問題を解決するお手伝いをしたい
って思っている人がほとんどだと思います。
正直、割に合わないことも多いし、お金儲けだけ考えるのなら、 他に割りのいいビジネスはあると思います。
だから、「お金儲けできれば、何でもいい!!」 っていう考えの人は、士業って向いてないです。
相談する方は、とにかく、
自分がどうなったらいいか、 っていうのを相談してもらって、方法は士業に任せる。
そういうスタンスがいいと思っています。
そのためには、自分の意見をきちんと伝えられる人かどうか、
っていうのを、判断基準にしてもらえたら、 間違いないかなと思います。