後見業務の中で、いつも心がけていることは、親族の方と、いかにお付き合いしていくか
ということです。
もちろん、後見業務の真の目的は、
「いかに、本人の権利を守るか」です。
残念ながら、親族の方と意見が合わず、対立せざるを得ないこともあります
ただし、そういう場合でも、頭ごなしに「認められません」ではなく
「なぜ、認められないのか」「何がだめなのか」を、
きちんと説明するように心がけています。
そうすることが、結果的に、被後見人さん(ご本人)のためになると考えるからです。
ギスギスした人間関係の中で過ごすより、協力関係、少しでも気にかけてもらえる関係の中で生活する方が、絶対にご本人のためになると思います。
そういう関係を、気づいていくよう努力することも、後見人の務めだと思います。
現実には、いろいろと難しいのですが・・・。
飯島きよか司法書士事務所/広島