広島経済大学の「マーケティング研究会」に参加しました。

こんにちは、司法書士の飯島です。
今日は、昨年の12月22日に参加させていただいた、広島経済大学の「マーケティング研究会」について、書いていきます。

広島経済大学の細井教授が、毎年開催されているゼミです。

細井教授のブログ

何だか、お好み焼きの写真ばかりな気が(笑)

株式会社カゴメのマーケティング本部長をされている宮地執行役員に対して、ゼミの学生さんが、カゴメの商品を使ったマーケミーティングをプレゼンするというものです。

いや~、ものすっごく面白かった!!!

上場企業の執行役員で、

しかもマーケティングのプロに対して、

プレゼンするって😖・・・。

自分だったらと考えただけでも、ドキドキしてしまいます(笑)

ただ、そこは、細井ゼミの学生さんだけあって、とっても堂々と、しかも楽しそうにプレゼンされておられました😁。

そして、私も、日々、経営者として、マーケティングに関わっている立場として、勉強させてもらいました。

私は、もともと、教育学部の出身ですので、法律はもちろん、経営も、マーケティングも、大学で学んだ事がありません。

経営、マーケティングは、実践で、ひたすら、もまれています(笑)

だから、学問としてのマーケティングには、とても興味があります。

私が、実践で、感覚で覚えた事って、学問的に、きちんと名前がついてたりするんですよね~。

私が、このゼミに招待いただいたのも、もともとは、広島経済大学の社会人向けプログラムで、細井先生のマーケティングの授業を受講させていただいたのがご縁です。

今回、一番、勉強になったのは、

「相手のwinを理解するのは、

本当に難しい」

という事でした。

学生さんは、「カゴメの商品を使って、いかに売上を上げるか」を、プレゼンしておられました。

つまり、相手(=カゴメさん)のwinは、「売上」だと思っておられました。

これは、至極当然で、企業にとって、売上は絶対!!です。

学生さんは、

「こういう商品を新しく作れば、売り上げが上がる」とか、

「こういう売り方をすれば、売上が上がる」

という、具体的な方法をプレゼンされておられました。

でも、単純に、

商品を売る方法だけが、売上をあげる方法ではないんですよね~。

例えば、企業にとって、若い世代の考え方、行動を理解する事は、重要な課題です。

会社の役員クラスの年代の方と、若い世代では、考え方が全く異なるからです。

「新しいモノを、どんどん所有していきたい」と思って走ってきた世代

「モノは所有しなくてもいい」と思っている世代。

実際に、宮地氏も、「若い世代の考え方を理解するのは難しい」

と、おっしゃっていました。

ゼミの最後に、細井教授が総括された際に、感じた事だったのですが、

宮地氏にとってのwinは、

「カゴメの商品を売る方法を聞くこと」ではなく、

「若い世代の考え方を理解する事」

なのかな~、と思いました。

私も、経営していく中で、

「相手が、本当に望んでいる事って何?」

というのは、常に、考え続けています。

私の事務所で、スタッフに一番、もってほしいのは、

「共感力」

だと話しています。

「共感する」ためには、相手の気持ちを理解する必要があるので、

そのための

「想像力」

が必要です。

「想像力」は、常に、鍛え続けなければなりません。

「あ~かな~」「こうかな~」

でも、難しい😥

本当に理解しようと思ったら、

「聞くしかないっ!!」(笑)。

ガハハハッ

先ずは、相手の話しを聞かせていただく。

やっぱ、これが一番かな~😊