現在、ある1人暮らしの方の相談にのっています。
高齢で、財産管理に不安があるとのことで、後見手続きについての相談です。
後見の手続きには3段階あって、どこまでのお手伝いが必要かによって、申し立てる内容が変わってきます。
この方の場合は、補助(一番程度が軽い)申請になるかと思うのですが、本当に申し立てが必要かどうか、正直迷います。
う・・・ん・・・。
私の仕事のモットーは、
「何をするのが、1番、本人さんのためになるか」です。
ただ、「1番とは何か?」ということが、「後見業務」の場合、難しいんです。
他の業務の場合、主に、経済的利益を考えていけばいいのですが。
後見業務の場合、法的な判断とは別に、その方の生きてこられた軌跡とか、親族との関係とか、総合的に判断して選択していきます。
この方の場合、もうちょっとお付き合いしてから、決めようと思います
飯島きよか司法書士事務所/広島