相談をお受けする時は、「相談者様の立場に立つ」というのは、基本中の基本だと思います。
同じ日に、全く反対の立場で、お話しをお聞きする時は、特にその基本が大切です。
どういうことかと言いますと、
「お金を貸したものの、返してくれない」という相談と
「お金を借りたものの、返せなくなってしまった」という相談を
連続して、お受けするという状況が生じることがあります。
(あまり、あることではありませんが)
もちろんですが、当事者は、全く別です
利益相反になりますから、当事者の一方の方から相談をお受けした場合、
相手の方の相談にをお受けすることはできません。
前者の相談では、
当事者間で話しができなければ、裁判手続き、その後の強制執行の手続きの話しをしていきます。
後者の相談では、
破産手続きの話しをしていきます。
片方では、「いかに回収するか」
もう片方では、「いかに回収を免れるか」
こういう相談が続く場合は、とにかく基本に戻り
「相談者様の立場に立つ」ということを、気持ちで徹底させてから、
お話しをお聞きすることにしています
先日、久しぶりに、この状況になりましたので、ブログに書いてみました。
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