甘酸っぱい!

こんにちは スタッフの田中です。
我が家は子どもが三人います。下の二人は保育園に通っていますので、私は毎日朝と夕方に送迎をします。
自宅からママチャリに乗って200メートルほど走ると保育園につきます。

毎日同じ道を同じ時間帯に通っていますので、会う人もほぼ同じです。
あるお家の軒先にさくらんぼの木があるのを以前から知っていました。毎年3月にはきれいな満開の花を楽しませてくれますし、だんだんと実が大くなってきているのを毎日見ていました。

最近になって、実が少しずつ赤みを帯びてきて、いつが食べ頃かなぁ、と楽しみにしていました。
(人の家の木なので、勝手に食べられませんが)

数日前の夕方、お迎えに行った帰りに子どもたちと、
「わー、きれいな赤い実になってきたねー」
と見ていると、そのお宅のご主人さんが家の前を掃除しに出てこられ、
近所のおじさんたちもやってきて、
「食べんさい、食べんさい」(もちろん、広島弁です)
と二人に何個か持たせてくれました。

子どもたちは、赤いさくらんぼを握って家に帰りました。
(私は潰れないかとヒヤヒヤものです)

家に帰って子どもたちに「見せて」と言うと、手のひらをそーっと広げて、見せてくれました。
潰さないよう大切にさくらんぼを握っていたようです。

家族全員で「どんな味だろう」と期待して食べました。
ひとり一個ずつ。
すっぱーい。
なんだか青春の味でした。
お店で買う味とは違いますね。

ちなみに、次の日に雨が降って全部落ちてしまっていました。
ちょうどいい時に出会えて良かったです。