家庭裁判所で飛び交う言葉

先日、離婚の業務で、裁判所に行きました。
待ち時間があったので、廊下の椅子に座っていました。
複数の部屋で、調停が行われていました。
そこから、恐らく、調停委員と思われる男女2人が、出てこられました。
大きな声で、「認知」とか「慰謝料」とか、「まぁ、仕方ないか」とか・・・。
恐らく、付近には、私しかいなかったですし、私が明らかに「職業上」関わっている風
だったので、あまり気にせずに、話しをされていたのだと思います。
ただ、私は、何となくの違和感を覚えました。
当事者は、既に帰っているでしょうから、その会話を聞くことはないと思います。
でも、もう少し、配慮があってもいいのではないかと・・・。
どこで、誰が聞いているのか分からないわけですし。
調停委員にとっては、日常茶飯事な事かもしれませんが、
当事者にとっては、家庭裁判所なんて、一生に一度、来るか来ないかです。
そんな事を思いながら、自分の事務所の事を考えました。
司法書士事務所も、何度も来る場所ではありません。
「うちの事務所は、配慮が出来ているだろうか」
他人のアラは良く見えても、自分のことは、なかなか気づきにくいものですから。
家裁のロビーで、そんなことを考えました。
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