当事者同士の鉢合わせ・・・

先日、ある会社の社長にお会いしてきました。
その社長には、事務所開業当初から、大変お世話になっております。
もう10年のお付き合いに・・・。
早いものです
久しぶりにお会いしたのですが、相変わらずパワフルで、オーラがいっぱい出ていらっしゃいました
その社長からお聞きした話しを書きます。
(ブログに書くことは、了承していただきました。)
少し前の話しですが、
商品代金を払ってもらえなかったため、社長は、本人訴訟で、東京の裁判所に訴えを起こされたそうです。
期日(当事者の話しを聞く日)当日、裁判所に着いたはいいものの、
建物が間違っていたようで・・・
慌てて別の建物に移動していると、同じように急いでいる人が。
同じエレベーターに乗り合わせ、
「時間ぎりぎりなんですよ」「場所、分かりにくいですね~」
なんて話しをしていました。
エレベーターを降りて、裁判が開かれる部屋に向かおうとすると、その方も同じ方向へ・・・。
(もう、お気づきの方もいらっしゃると思いますが)
なんと、その方は、社長が訴えた相手だったのです
「おまえか~~
顔を合わせるのは初めてだったので、全く分からなかったそうです。
結局、争点もありませんし、相手が「払います」ということで、終決したそうです。
とんだ顔合わせでした
状況によっては、ケンカになってもおかしくないのに、
(事実、夫婦関係の事件などは、当事者が顔を合わせないように、時間をずらしたりすることもあります)
それを笑いながら話して下さる社長は、何というか、太っ腹でした。
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