こんにちは。スタッフの田中です。
先日、小学6年生の長女のプレ卒業式に行ってきました。最近は卒業式の前にこういった式をするんだそうです。
長女の将来の夢は「「パン屋さんになりたい」
初めて聞いた!と思って、学校から帰ってきた娘に聞いたところ、
「まだなりたいものが分からなくて、友達が書いてたのがいいなと思って書いただけ」とのこと。
まだ小学6年生、なりたいものが定まってないのも分かります。
ゆっくり考えてもらって、娘がなりたい職業になれるよう、できる限りの応援をしたいと思っています
さて、本題の相続について書きたいと思います。
相続は、最愛のご家族が亡くなると、「開始する」ものです。
→過去のブログ(スタッフ吉岡) 相続は、「する」ものでなく「開始する」もの
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相続財産となるものは、
- 不動産
一軒家(宅地、居宅)、農地、建物(マンション、アパートなど)、店舗など
- 現金、有価証券
現金、預貯金、株券、国債、貸付金、売掛金、小切手など
- 動産
自動車、家財、船舶、骨董品、宝石、貴金属、美術品など
- その他
ゴルフ会員権、慰謝料請求権、損害賠償請求権など
これは、全てプラスの財産です。
通常の相続は、現金・預貯金・一軒家(土地と建物)などが主な相続財産である場合が多いです。
一方、マイナスの財産を相続するケースもあります。
- 負債
銀行や人からの借入金(住宅ローン含む)
- 税金関係
未払いの所得税や住民税、その他未払いの税金
- その他
未払い分の家賃と地代、未払い分の医療費など
プラスの財産よりマイナスの財産が多い場合は、相続放棄や限定承認などの手続きを行う必要があります。
→相続放棄や限定承認など相続の用語集(弊所運営のひろしま相続手続.comのページ)
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「相続で揉めるのは、相続財産がたくさんある人だけ」というイメージがありませんか?
実は私も以前はそう思っていました
家庭裁判所に「遺産分割事件の取り扱い財産額」の統計があり、
相続財産が5000万円を超える額は、全体の25.9%
1000万円以上5000万円以下の額は、全体の43.2%
1000万円以下の額は、全体の30.9%
つまり、約74%が相続財産が5000万円以下であることが発表されています。
また、家庭裁判所に申し立てをされている遺産分割事件数は、
平成7年は約8,000件
平成22年は約11,000件 と申し立て件数が増加しています。
1000万円、5000万円だなんて想像つかない数字、と思う方も多いと思いますが、数百万円でも揉めることもあるんです
家庭裁判所に遺産分割事件の申し立てを行うのは、相続人の間で話し合いがまとまらなかったということです。
裁判手続きとなると、弁護士に依頼するようになりますし(ご自身でされる方もいらっしゃいます)、相続に膨大な注力を注ぐ必要があります。
ご自身やご家族の相続財産金額が少ないから揉めないだろう、と思っていると、痛い目に遭う可能性があります。
今まで普通に過ごしてきた家族と、二度と口をききたくなくなるほど嫌いになったら(なられたら)悲しいですよね
一度、ご自身やご家族の相続について考えてみませんか?
公正遺言証書を作成しておいたり、相続対策を行うことで、揉める可能性を少なくすることができるかもしれません。
★相続に関する情報をWebサイトでご提供しています、ご覧ください。
「ひろしま相続手続.com」
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