Twitterから、こんな記事を見つけました。
成年後見制度、不正防止に信託銀活用
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E3EBE2E1998DE0E2E3E2E0E2E3E39180E2E2E2E2
後見人による着服に、何とか歯止めをかけようという制度のようですね。
しかし、実際に後見業務に携わっている立場から見ると、
ハテナな感じです。
信託銀行って、一般的には、あまり馴染みのない銀行ですよね。
当然、信託銀行への手数料も発生するでしょうし。
財産を大口と小口に分けるようですが、その基準もこれから決めていくのでしょう。
「大口はがっちり管理する代わりに、小口は、ある程度目をつむりましょう」と
言っているような感じがします。
使える財産を制限してしまうことでしか、後見人の不正を防止できないというのも
根本的な解決を回避してしまうようで、何となく釈然としません。
まぁ、現実的には、この方法しかないということなのでしょうか・・・
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