横断的なサービス

先日、デパートに買い物に行った時のこと
ある機能を備えた洋服を探していたのですが、どこのショップにあるか、分かりませんでした。
とりあえず、あるショップに入り、
店員さんに
「○○の機能を備えた洋服ってありますか?」
と聞いてみました。
すると、
「うちの店にはないんですが、扱いがあるかどうか、確認してみます」
とのこと。
あら、助かるわ~。
と、思ったのですが、その店員さん、すぐに戻って
「今、調べてますので、ちょっとお待ち下さい」
誰が調べてるの???
というか、そもそも、自分のショップ以外の商品について、どうやって調べるの???
と思っていたら、しばらくして、若い男性の方がショップにやってきました。
「残念ながら、この階には、置いていません。ただ、上の階にはあるかもしれません」
この人、誰???
という疑問を抱きながらも、上の階に上がってみました。
やっぱり、どこに行ったらいいのか分からず、ウロウロしていると聞いたような声が・・・。
さっきの男性の方が、ショップ1件1件をまわって、聞いてくれているようです。
しばらくすると、私を見つけて、やって来て
「すみません、この階にもありませんでした。せっかく来ていただいたのに、申し訳ございません」
この人、何???
私、デパート大好きなので、結構、行っているのですが、こういった対応は初めてでした。
恐らく、デパートの社員の方なのでしょうね。
その人間味溢れる対応に、とても満足しました
(決して、カッコイイからだった訳ではないです
デパートのショップは、個々に独立しているものです。
その情報を横断的に集めてくれるサービスというのは、とてもいいですね
私たちの業界も、「専門外だから」という理由で、シャットアウトしてしまうのではなく、
専門外であれば、専門の方を紹介するなど、横のつながりが重要だと思います。
うちの事務所は、司法書士だけでなく、弁護士・行政書士・税理士・社労士とあらゆる専門家と連携しています。
こういう、「横のつながり」って、どこの業界でも大切なんだな~っと実感しました。
飯島きよか司法書士事務所/広島